【おすすめ本】「お金持ちになれる黄金の羽を拾い方」を読んで思ったサラリーマンの悲哀
皆さん、こんにちは。住宅ローンにがんじがらめになりながらも、FIREを目指して、一歩一歩行動しているおかぴーです。
今日は、タイトルにもあるように、橘玲さんのベストセラー「お金持ちになれる黄金の羽の拾い方」を読んで感じたことを書きます。
そこにはFIREを目指す人達が気づいておくべき、サラリーマンが持っておく必要がある問題意識を、まさに鋭くついています。
いまだに頑なに信じられているサラリーマン神話の崩壊を、改めて実感することになりました。
なので、自戒の意味も込めてブログに、したためさせて頂きます。
なんだかんだ言ってサラリーマンが1番安全と思っていませんか?
このブログを読まれている方々は、ほとんどの方が何らかの形で、会社と雇用契約を結び給与をもらっているサラリーマンが、ほとんどだと思います。
日本の正社員は、法律によって守られており、雇用主は、労働者を簡単にクビにすることができません。
この事実だけを持って、日本のサラリーマンは守られている、働くなら正社員だっ!!!と思っている方は多いと思います。
ある側面ではこれは真実だと思います。
ただ、著書は、現在のサラリーマンの給与体系では、定年まで働いてもお金持ちにはなれず、単に社畜で終わってしまう、と言ってます。
日本の会社員の生涯年収は3~4億円であると言われています。それも入社して40年間働いて、退職金をもらってやっと到達する金額です。
しかも、この年収のうち、約3割が、税金で徴収されてしまうのです。
生涯年収が3億円だとすると、9000万円が税金として、源泉徴収という仕組みによって、持ってかれちゃうのです。
切ない話ですね。
ただ、著書では、それだけで終わっちゃうと身も蓋もないので、以下の提案をしています。
「個人」と「法人」、2つの人格を使い分けて、合法的に節税しましょう
方法はかなりシンプルに言うと「マイクロ法人」を設立し、できるだけ課税所得を小さくすることです。
サラリーマンだと、税務署の出先期間である会社の人事部、もしくは経理部によって、勝手に源泉徴収されてしまいます。
ただ、「マイクロ法人」として法人化すると、経費は、自分でコントロールできるので、可能な限り、課税所得を小さくすることが可能です。
詳細は、こと細やかに著書に記されされてますので、気になる方は、読んでみてはいかがでしょうか。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0746CMBJD/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1
かなり具体的に書いてあり、内容は少し難しめですが、ためになる内容ばかりで、オススメです!
給与収入に依存しているサラリーマンに未来はない
でも、この本を読んで感じることは、やっぱりサラリーマンとして「給与収入に依存」している限りはどうしようもないんですよね。
究極的には、自分の好きな仕事を見つけて、事業収入を得れるようにならないと、
お金持ちにはなれないのです。
問題は、その事業収入を得れるように「稼げる戦闘力」をつけることです。だから今のうちに訓練が必要なのです。
30年会社に居続けたとしても、見返りはほとんどありません。
会社員として活用できるところはうまく活用するとして、やはり今の内から、稼ぐ戦闘力をつける訓練をするのは、とっても重要なことだと思うのです。
橘さんも著書で、「超高齢社会では、「好き」を仕事にする以外、生き延びる術がない」と言っています。
また、「自分だけのニッチを見つけ、人的資本を最大化する「スペシャリスト」に特化し、会社に依存せずに市場から富を得る。知識社会に生きると言うことは、そう言うこと。」とも提案しています。
大変な世の中になってきましたが、今はインターネットの普及によって、大抵のことが
低コストで、できてしまいます。
サラリーマンとして安定収入を得ながらも、人生100年時代の準備を、早いうちから、始めておきましょう。
橘玲さんの著書「お金持ちになるための黄金の羽の拾い方」は、改めてサラリーマンとしての働き方を見つめ直すことができる良書でした。
今日も最後までありがとうございます。日々、「稼げる戦闘力」を身につけられるよう格闘しているおかぴーでした!